ご質問ありがとうございます!
歌う時の声の出し方って、すごく大事だし興味深いですよね。
僕が推奨して教えている、Elizabeth Sabine提唱の通称・ハリウッド式発声法では、まさに腹筋の使い方にその極意があります。
ここでは非常にざっくりとした説明になりますが、とにかく腹筋を硬く締めて、腹筋で上体を支えるようなイメージで、そして喉から上には極力、力を入れないようにして発声します。特に高い声の時は腹筋の面積をできるだけ狭くするよう、鳩尾あたりで腹筋を締めて発声します。「お腹を膨らませて腹式呼吸で…」とか言っている一般的なボイトレとは真逆の考え方で、業界的にも「特殊」と言われている発声法なので、これを教えているところは特に日本国内ではほとんどないと思いますが、効果は絶大ですよ!
そんなわけで、腹筋を鍛えることは歌や発声にも非常に重要なのですが、スポーツでやるような、いわゆる筋トレ的な腹筋運動は、歌にとっては百害あって一利なしなので、絶対にやめましょう。
そしてミックスボイスですが、基本的には息漏れの量をコントロールすることで、裏声、地声、ミックスボイス(地声+裏声)を表現します。これらの声を適切かつスムーズに使い分けるには、息の量のコントロールと口腔内での声を当てる位置の調整が重要になります。
なかなか文字や言葉では説明しづらい部分などありますので、もし京都近郊にお住まいなら、ぜひ一度、僕のレッスンにお越しくださいませ。
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