[Q&A]人を感動させることができる演奏とそうでない演奏の違いはどういったところにあるでしょう?[Q&A]

ご質問ありがとうございます!
しかし、これはなかなかの難問ですね。

音楽のプロとしては、こう演奏すれば感動させられる!的な回答をできればいいのでしょうが、こればっかりはなかなかそうはいかないですね。

もちろん表現テクニックとして、レコーディングの時なんかに例えば、「その音はもっとタメて!」とか、「次の音はちょっとツッコミ気味に!」とか、「ノリをもっと後ノリに」とか、「もっと切なげなブレスノイズを入れて!」とか、「そこの高音はあえてフラット気味にして弱い感じの声で」とか、「ギターのチョーキングは少しシャープ気味に!」とか、「それっぽいこと」を演出することは出来ないことはないですが、やはりそれだけでは、聴く人が聞けば「作り物感」はバレちゃうでしょうね。

結局のところ、歌手やプレイヤーがどこまで曲(歌モノなら歌詞も含めて)を理解して、感情移入して弾けるか?ということに尽きると思います。そこにさらに聞き手の感情や思いがシンクロすれば、より大きな感動になるでしょう。

ひとつだけ確実に言えるのは、ただ技術的に上手いだけの演奏では絶対に無理です。また、プレイヤーが「上手さ」をひけらかそうという気持ちで弾いたプレイもダメだと思います。

あまり明快な回答じゃなくてすみません…。


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